キミのことがスキだから

ジャニーズ=アイドル=idol=偶像。ヲタ15年選手が、偶像崇拝理論と学術的観点から思うままに綴るブログ。カッコよく言ったものの、ただの戯言

ゴールデンサークルとジャニーズ

サイモン シネックという米国のコンサルタントが、周りを動かすリーダーシップについて語る動画を見ました。

彼は、アップル社などの成功の秘訣を端的に語るのですが、そこで出てくるのが、「ゴールデンサークル」という、思考の過程と、アプローチの仕方。

 

一般的には、何を→どうやって→なぜ、というアプローチを取る。

 

この製品は素晴らしい

デザインも良く、使いやすい

だから買いましょう

 

しかし、これではダメなのだと言う。アプローチの順序を逆にしろと。

 

私達の信念は、世界を変えるということだ

世界を変えるためには、デザインが良く使いやすい製品が必要

こうして、素晴らしい製品が出来上がった

 

圧倒的に、後者の方が響きますよね。

これが示すことはつまり、人は、「何を」ではなく「なぜ」に心を動かされるということ。

 

ジャニーズも同じじゃないですか?

 

ここにカッコイイ男の子がいます

歌も歌えてダンスも演技も出来る

だから応援してください

 

という一般的なアプローチではないんですよ。

 

わたしの信念は、日本から世界のショービジネスに通用する人材を生み出すこと

そのためには歌もダンスも出来るカッコイイ子が必要

こうして、彼らが出来上がった

 

ジャニーさんって、"カッコイイ男の子が好きなヒト"に対してビジネスしてるつもり、一切ないと思うんです。

 

ジャニーさんの嗜好については色々言われており真相はわからないものの、仮に、わたしたちファンと同じように男の子が好きだとしましょう。

彼は、"自分が好きだ"と思うこと(=信念)を信じる人(=ファン)に対してビジネスしてるんです。

 

結果は同じに見えますが、プロセスが違います。

受け手の私達の気持ちも違います。

私達はいつでも、「なぜ」に突き動かされているんです。

 

だからジャニーズを信じている。

 

たまに変なジュニアもいるかもしれない

 

ジャニーさんのオキニのことが気に入らないかもしれない

 

でも離れていかないのは、ジャニーさんの「なぜ」を信じているからだと思うんです。

 

 

サイモン シネックの話を聞いたとき、目からウロコでした。

と同時に不安になったのが、そんな先駆者がいなくなってしまうときのこと。

たとえ彼に恩義があったとしても、彼と過ごしてきた時間が長かったとしても、

彼の意志を受け継げる人はいないと思うんです。

本人にそういう趣味嗜好がない限り。

 

 

数十年後のジャニーズはどうなっているんだろうか